供養は何故行うか?
私たちはお仏壇やお墓といった祈りの場を通して故人を偲び、冥福を祈ります。しかし、大切な行ないにも関わらず、どこか作業的になりつつあると感じている方もいるのではないでしょうか。私たちの大切なご先祖様の供養について、今一度考えてみませんか?
供養について考える
見返りを求めたりせずに相手を想う事が供養です。今までの感謝を伝え冥福を祈る事で、故人との心の繋がりを確かなものにできます。それは大きな支えとなり、より豊かな生活へと結びつきます。
また、供養には心という精神的な意味ばかりではなく、家族的な意味も込められています。日本には祖先の霊を供養するお盆があり、その行事では家族や親戚が集まるのが一般的です。ご先祖様や故人の供養の場を共にする事で、家族や親戚の絆を深める事ができます。さらに家族が揃って供養する姿を見て、幼いながらに子どもは何かを感じ、他人に対する慈愛の心を養っていくでしょう。高級に仕上げたお墓やお仏壇が、ご先祖様や故人への供養になるとは限りません。供養では相手の事を偲ぶという気持ちが何より大切なのです。
変化する供養のあり方
日本では少子化や高齢化、核家族化が進んでいます。そして、その影響から後継者が見つからず、お墓やお仏壇を維持するのが難しいという方も少なくはありません。都市部に限らず地方においても深刻な問題です。
先祖代々供養から家族供養、永代供養と供養のあり方は変化し、お寺での永代供養を選択する人も増えてきました。核家族化や少子高齢化が進んでいるからこそ、永代供養生前予約は終活の一環として、今後も注目を集めるでしょう。
福島市で永代供養をご検討されているなら
福島市で永代供養をご検討されている方は、当観音寺をご利用下さい。五重塔永代供養塔にて納骨からお引き受けいたします。納骨後の供養につきましては、四十九日忌はもちろん、百か日忌、一周忌、三回忌と責任を持ってご法要を行ないます。ご法事やご納骨についてなど、何かご不明な点があればお気軽にお問い合わせ下さい。